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第1回 モールドウレタン
モールド成型品のこだわりと技術
モールドウレタンとは、はじめから造りたい形を型どり、その型の中にウレタンの液を注入し、発泡させて形を造る製造方法の一つです。手間とコストをかけて一つ一つ造るモールド成型品は、家具をはじめマットや包装、建築材料に用いられています。
椅子の座面や背、クッションなどの材料に適しており、直線、曲線のフォルムを自由に作り出すだすことができます。また、品質の維持や弾力、耐久性やフィット感にすぐれています。形くずれが起きにくく、反発性も低下しにくいといわれ、やさしいすわり心地が期待できます。こういったモールド成型品の特徴は、デザインの可能性を広げるとともに世界でも注目されている素材の一つです。
当初、モールドウレタンは質の高さからソファ、イスなどのクッション材としての使用されるのが主流でした。しかし近年、型からフォルムを作り出すことができるモールドウレタンは、デザインの自由度が高いという理由から、海外でも多くのデザイナーが注目し、使用している材料です。
当社では独自の技術とノウハウを活かし、モールドウレタンを使用した商品を多数揃えております。
■第一回目の特集としましては、モールドウレタンの質とモールドウレタンだからできるデザインのラインをご紹介致します。
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■通常のウレタンとモールドウレタンの材質の違い。
鋳造により、高密度でキメの細かいモールド成型品(写真左)の方が、密度が高く肌触りがしっとりしていて、押すと品質の高さを感じます。正式にはスラブ成型といわれる切り出しタイプ(写真右)はスポンジ構造になっています。気泡が大きい分、気温の影響を受けやすく、モールドに比べると密度が低く、荒い印象を受けます。この違いがモールドウレタンが耐久性に優れている一つの理由です。
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■商品名:アーネット
アーネットのデザインの特徴である直線的なラインは、モールドウレタンならではの粘りがある特質を生かすことで、可能にしたデザインです。通常、背部分がこれほど直線的なフォルムだと座った時の感触が背が強くあたる印象を受けますが、そこを中の芯材である鉄芯を工夫することで背あたりのクッション性を高めています。また、もう一つの特徴であるデザイン上の細いラインは、鉄芯を芯材に使うことで強度が確保できるというモールドウレタンのもう一つ特徴が生かされたものです。
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■商品名:リーシュ
アーネットとは対照的なデザインの「リーシュ」は、モールドウレタンの成型技術を無駄なくいかした商品のひとつです。ウレタン内部の心材を身体に沿わせた曲面に仕上げることで、背中に負担の少ない優しい構造に仕上がります。座部においては、ウェビングテープを使用することで、クッション性を向上させ、モールドウレタンのもつ素材自身の弾力性をより一層質の高いものにしています。モールド成型では、通常難しいとされる「薄さ」「曲面」をつくり出すことが可能です。そして、そのデザインと快適さを追及するためには、確かな知識と技術を必要とします。
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■次回:第二回はad(エーディー)の特集予定です。
デザイナーズ集団grafとSOGOのコラボレーションにより生まれたブランドの内容をご紹介します。

